古代ローマ帝国時代に占領下のイギリスで錫工芸として発祥し、中世になりロシア・ヨーロッパでキリスト教の崇拝や教訓を目的とした“イコン”の装飾に使われるようになりました。
いつしか宗教とは無縁な家具や調度品などの装飾に施されるようになり、メキシコのスペイン系の人々の間にも伝わってゆきました。1992年、マグダリーナ・バリーナにより現代アート化されメキシコ・ラテンアメリカで新しいクラフトとして広まり、2002年にマグダリーナ・バリーナの娘であるマグダリーナ・マルドゥーンにより、このクラフトを“絵たるエンボッシングアート”と紹介しました。2004年にこのクラフトが日本に上陸し、2007年メタルエンボッシングアート協会を発足するにいたります。

メタルエンボッシングシートに専用の工具を用いて、凹凸感を出し、装飾的な模様を施して作品を仕上げてゆきます。
微妙な力加減で浮き彫りされた繊細なデザインが重厚な輝きを醸し出してくれます。

私が初めてこのクラフトにであり、大きな衝撃と興奮を覚えました。
きっと皆さんもこのクラフトの魅力に引き込まれることでしょう。
中世から伝わるこの新しいクラフトを体験してみませんか?
革や木、ガラスなど色々な素材にも合いますので、身の回りのものにこのクラフトをプラスしただけで気分もアップすると思います。

メタルエンボッシングアートについての詳細は
メタルエンボッシングアート協会web-site≫をご覧下さい。



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